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東海第二原発の再稼働に向けた工事に欠陥があったことについて、当初、原電と安藤・ハザマ、そして規制庁の判断は、公にしないで補強して仕上げてしまおうということだったようです。

あまりの工事のいい加減さを、安藤・ハザマに言っても原電に言っても、公にならないことに大きな問題を感じていたある工事関係者は、外部に訴えるしかないと東海村の日本共産党村議（大名美恵子）に訴えてきたのは、昨年9月6日です。

その後、私たち日本共産党東海村や茨城県が一緒に、県、村、原電に聞き取り、記者会見、規制庁ヒアリング、国会議員とも連携し、国会で取り上げるなど取り組んできた中で、原電は今年2月、当該施工不良部分の設計変更を申請するに至りました。

しかし、今年3月26日、規制委員会で説明を行った原電は、「説明も資料も全く不十分」と規制委員会からつき返され、再度資料を準備し6月18日、また規制委員会で説明を行いましたが、この日も「全容が見えない」「きっちりと検査をして造り直しも含めて設計変更してほしい」など、持ち帰りを迫られました。