2012年7月21日(土)
[ 活動報告 / 村議会 ]
上越市では、「健診から始まる健康づくり」~全ては住民の気づきから~と題して、健康福祉部長の説明がありました。説明では、保険師には、事務仕事はさせないで、徹底して本来の仕事、健康づくりにつながる仕事をしてもらっているとの事です。レセプト、介護度、疾病の分析、健診の結果報告会の開催、訪問による保健指導など。
訪問は1人の保健師が年間200軒ぐらいはするそうです。40~50歳台で要介護状態になる人のほとんどが、健診を受けていない(国保の人)、または、受けているかどうか把握できない(社会保険の人)そうです。大切なことは、住民が自分の健診結果から自分の身体の状況を認識、意識することで、そのために保健師が丁寧に対応するというとり組みをしているとのことです。
長岡市では、水害や中越大震災などに見舞われたときの教訓に学び、災害に強い都市(まち)をめざす方針をたて、防災の拠点として長岡市民防災センターを建設しました。これは、長岡防災シビックコア地区の一角にあります。
通常は、子育ての駅・屋根付き広場として使用されていて、非常時の際には災害対策本部になり、地区内に避難用テント475張、災害用トイレ24基、非常時用の飲水タンク(約11000人、1人1日3ℓ、3日分)、緊急用ヘリポートなどが利用できるようになっています。
防災の拠点と地域の子育ての拠点がなぜ同じ場所か、訪ねてみましたところ、長岡は雪深い町で、遊べる場所が少なく、施設を利用して、天候に左右されない場所として利用しているそうです。
上写真の灰色で丸くなっているのが、災害用トイレの上蓋です。実際には、囲いを作って使用します。全24基あります。
尚、新着情報の見出し画像は、長岡市議会議場です。今年4月から開設されたもので、一階にあり、ガラス張りの部分があり、外から議場内が見られます。全国でも一階にあるのはここだけで、現在視察が大変多いとの事です。