活動報告
16日、第52回茨城県母親大会in東海村に1003人が集う
午前中の分科会と同じ時間に行われたシンポジウムのテーマは、「原発のない社会をどうつくるか!―いのち・雇用・地域経済を考える―」とし、パネラーに、子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク代表の佐藤幸子さん、村上達也東海村長、渋谷敦司茨城大学教授がなり、それぞれの立場で東電福島原発事故をうけてからの状況など話されました。
村長は、今の日本に対し、「この国は原発をもつ資格がない」と言っていることについて、国のJCO臨界事故への対応とその後の状況をも振り返りながら、そして、今回の東電原発事故へのこの1年4ヶ月の対応からお話しました。ゆるぎない「脱原発」への思いと、「東海第二原発は廃炉に」の確信は、400名余のシンポジウム参加者と熱い思いで響きあいました。
午後の記念講演はアーサー・ビナードさんのお話。「東の海のまちで、海の日を共に過ごせることをうれしく・・・」とはじまり、原発の問題点や世界中から原発をなくしていくことの重要性など、飽きさせず引き込ませる話術にいつまでも聞いていたいと思うほど魅力的でした。
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