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原子力規制委員会「東海第二原発の取水口防潮堤の基礎(地中連続壁)工事。やり直しも含めて検討を」
原子力規制委員会が、6月18日、
地中連続壁(取水口防潮堤基礎部)工事のやり直しを要求!
ふり返ってみれば、2014年5月20日に「新規制基準適合性審査」に申請をするという原電(株)に対し、多くの住民が「再稼働はめざすべきでない」と意見を寄せました。原電は「再稼働のために申請するのではない。申請は再稼働に直結しない」と、理解に苦しむ回答をしていました。
その後、「工事計画」審査申請、「延長運転計画」審査申請、「使用前検査」の時期にかかる申請と続き、原電は何れも「再稼働に直結しない」と説明してきました。
今回、防潮堤工事で施工不良を出し、規制委員会の理解が得られる説明ができないでいる現在。原電がこれまで言ってきた「再稼働に直結しない」ものばかりだったわけですから、このあたりで潔く「再稼働はしない。廃炉にする」と宣言すべきではないでしょうか。
東海第二原発を東日本大震災での「被災原発ではない」という方がいらっしゃいます。
そうでしょうか。「再稼働するためにはそう言わなければならない」という事のように思えます。
今年3月や6月の規制委員会審査会合での原電と各規制委員とのやり取りを知れば、「東海第二原発は稼働45年を過ぎた古い原発でもあり、もうこれ以上無理をして動かそうとしない方が良い」と、皆さんそう思われるのでないでしょうか。
今回は、工期延長の時期の検討すらつかない状況です。再稼働はやめさせましょう!
審査会合の様子(西日本新聞から)
不良工事について調査の状況(日経クロステックから)
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