2020年11月7日(土)
[ 新着情報 / お知らせ ]
〈日本共産党茨城県議団ニュース10・11月号から〉
福島第1原発だけでなく、東海第二原発もトリチウム水を海に放出しています。9月県議会の共産党議員の質問に対し知事は、運転停止中の現在のトリチウム排出量は年間47億ベクレルで、運転中は8600億ベクレルだったと答弁。再稼働すれば停止中より180倍の多量のトリチウムが放出されることになります。しかし県は、「基準値以下なので安全」と説明しています。
また、海中でなく砂浜に垂れ流しているのは東海第二だけですが、県も原電も明らかにしていません。しかも砂浜の放射能測定を今年2月に取り止めました。海岸浸食により放水口近辺の砂採取が困難とし、海底土の測定に切り替えましたが、現地を見れば広い砂浜が残っていることは明らかです。
「福島原発事故による汚染水の『海洋放出』とは、ポンプで吸い上げた海水をトリチウムを含む水に混ぜ、基準以下に薄めた上で、海に放出するという方法」のようです。海が完全に汚染されてしまう!! やってはならないことです(大名)。