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新型コロナウイルスへの感染防止策・感染拡大防止策には、念には念を入れて備えましょう!
大名美恵子ニュース499号を発行しました!
7月30日に、2020年に入って3回目の臨時議会が開かれました。新型コロナウイルスの感染に伴い、住民や事業者が受けている影響緩和のための施策が、議案として示され、全会一致で可決されました。
この中で、賛成はしましたが、気になる事業がありました。「貸切バス利用促進支援補助金」についてです。貸切バス借り上げ料の半額(上限7万円)をバス会社に補助するものですが、この事業を考案していた時期と現在は違い、ウィルス感染力が強まり広がっていて、バスを利用しての外出は促進できる状況ではないと思います。
事業を持つことにはしたが、促進はできない事業となってしまいました。
臨時議会の開催に向けた諸日程を、一方的に通常と変えたことは大きな問題
7月30日に開かれた臨時議会開催にあたっての諸日程は、通常と違い、議会運営委員会、議案説明のための全員協議会が臨時議会と同日で行われました。しかも、臨時議会開会時間は、いつものように本会議開会は10時ですから、議会運営委員会は8時30分から開かれ、その後全員協議会、そしてまた議会運営委員会でした。
本来ですとこの後一般会計予算決算委員会が開かれるわけですが、どう考えても開くことは想定されていません。
その上、議会終了後には総務委員会が招集されていて、請願の審査が行われるという日程です。大名は、この日程すべてにかかわりました。
5月の臨時議会の際は、議会の前日に議会運営委員会、全員協議会が開かれましたが、この進め方が東海村議会のこれまでの在り方だったと思います。
今回のような日程に変えた議長と議会事務局、加えて議長所属の会派の考え方の背景に、議案の軽視、議員の議案審査への軽視、ひいては議案審議の軽視があると言わざるを得ません。
臨時議会ならすべての日程を1日でやってもよいとの「前例」にされては困ると思い、大名は、議会事務局や議長所属の会派などに働きかけて、7月30日の議会運営委員会(大名は委員外の議員)で、議長所属の委員にこの件ついて発言していただくことにしました。
今回の臨時議会では、「執行部側と議会側のやむを得ない都合により特例の日程としたことであり、前例とはしない」という確認になりました。
議長や議会事務局が、通常の日程とは異なる日程を一方的に決めるようなやり方は放置できません。全体で相談すれば、今回も前日に議会運営委員会、全員協議会とも開けたはずです。
「30日一日で済ませようとする」ことありきの発想からは、工夫は何も出てきません。
議会と議員の仕事を議会(議長や議長所属の会派)自ら軽んじようとすることには、徹底して抗議と改善を求めました。
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