現在、村は、2014・2015・2016年度にかけた第4次行革大綱にもとづき、補助事業撤廃、事業の民間委託を中心とする行政のサービス低下策を、次々と進めています。これほど一度にサービス低下策を実施する自治体が他にあるでしょうか。東海村がこんなことをやってはいけません。

9月議会に2団体から、戦争法案を廃案にする意見書提出を求める請願が出されました。
総務委員会の審査結果は「不採択」でした。東海村議会多数議員も安倍自公政権と同じで、国民世論は無視し、「憲法違反の法律を制定すべき」と結論付けました。子どもたちの未来、若者の未来を不幸な時代にしてはなりません。

これまでに、学童クラブ事業の民間委託に加え、長堀すこやかハウスを来年度、廃止する考えが示されていました。子育て中のお母さんたちが、どんなに助けられ、精神的支えになっていたか、計り知れない重要な事業、施設でした。一方的に廃止することは問題と思っていましたが、村は、民間で新しく始まる子育て支援事業により、子育て中のお母さんたちのニーズがどうなるか、来年度は様子見をすることにしたと、考え方を変更しました。

東海村がこのほど示した村立学童クラブの民間委託計画は、山田村長のモットー、「徹底した行革をすすめる」「職員は躊躇することなく改革に取り組んでほしい」にもとづく容赦ない実行です。学校・保育所給食の委託に続く、公立幼稚園保育料の引き上げ、そして村立学童クラブの民間委託。どうしてこんな改革ができるのでしょうか。「ちょっと待て」と言う職員は一人もいないのでしょうか。本当に信じられない行政手法で、容認できません。

９月議会は、９月２６日閉会し、南台団地第四工区滑動崩落緊急対策工事の変更契約が可決しました。東日本大震災で、滑動崩落、液状化により甚大な被害を受けた南台団地。国の全額負担による対策工事は、今年度いっぱいまで行われる予定です。

19日未明、安倍自・公政権は本当に強権的に戦争法案の強行採決を行いました。日本共産党の小池晃議員が反対討論を。採決ともいえないやり方で、強引に成立を図り、首相はすぐさまゴルフを楽しむ。支持率が下がって当たり前ですよね。国会では、野党がしっかり共同してたたかいました。この力を、戦争法廃止、立憲主義復活の実現に！！

参院の平和安全法制特別委員会の鴻池委員長（自民）の不信任動議が出され、提案理由と賛成討論を聞くことはできましたが、その後の状況は、18時過ぎに知ることになりました。こんなことがあっていいのでしょうか。これが日本国憲法を持つ国のやることでしょうか。怒りでいっぱいです。国会を取り囲んでいらっしゃるみなさん。お疲れさまです。ありがとうございます！

ぜひお読みください。
９月議会一般質問で取り上げた学校・保育所給食の民間委託の問題について他、掲載しました。
写真は、東海南中学校の体育祭での選手宣誓の場面です。

住民の方からお寄せいただいた、水道料金の基本料金の設定変更を求めるご要望をとりあげました。質問と答弁をまとめましたので、ご報告いたします。東海村は、現在、料金引き上げを行っている最中です。引き上げを伴わずの変更を求めました。

解体で発生する放射性廃棄物のうち、低レベルといわれるのは、L1、L2、L3と3つのレベルに分けられています。今回、原電が国に申請し、素掘りで埋設しようと計画したのは、L3を約16,000トンです。国の基準にしたがっての計画とされていますが、基準とされる根拠の信頼性が問われていると考えます。素掘り埋設ではなく、放射性物質を遮断する型の施設で管理すべきです。