2019.10.07(月)
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原発マネー還流 「闇」の解明は政府の責任だ
関西電力の経営幹部らが、高浜原発が立地する福井県高浜町の森山栄治元助役(故人)から約3億2千万円相当の金品を受け取った「原発マネー」還流疑惑の闇は深まるばかりです。同社は2日、幹部ごとの金品受領額や経過などを記載した社内調査報告書をようやく公表したものの、原発マネーの流れなどの核心部分は明かしません。経営トップが金を受け取った当事者である上、隠ぺい姿勢もあらためようとしない関電に疑惑解明を任せることはできません。政府として公正中立な第三者機関を立ち上げ、徹底的な調査を行うことが安倍晋三政権の責任です。